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日本語 図書案内 7号 2010.1116
日時: 2010/12/01 16:07
名前: 木山 登茂子

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日本語 図書案内 7号 2010.1116
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街の本屋さんや文房具屋さんには2012年の手帳やカレンダーが並ぶようになりました。
昨年年賀状の印刷をお願いした会社からは、新しい年賀状の案内メールが届き、日本の友人からは喪中のハガキが届きました。
クリスマスと年賀状の準備の季節、到来です。

1. おしらせ 「年賀状作成体験授業テキスト-楽しい年賀状を作ろう」
添付のファイル「楽しい年賀状を作ろう」をご覧ください。これは日本郵便(日本の郵便局の会社)が作成した教材です。日本の小学生向けに年賀状の習慣について紹介し、手作りの年賀状の書き方(宛名の書き方、絵のかき方、スタンプの作り方、写真の利用の仕方など)をわかりやすく説明している教材です。

「1.2年生用」「3.4年生用」「5年生以上用」の3冊あり、年齢にあわせた説明と例がついています。それぞれ本冊は11ページまで、指導案は7ページまであります。本冊にはすべてふりがながついています。

みなさんの教室でも日本文化を体験する授業で使ってみませんか。旧正月に日本人に年賀状を送る活動というのもいいかもしれません。

領事館の広報文化部のご厚意で、学習者に配布したい場合は学習者の人数分送ってくださるそうです。教材をご希望の方は 11月30日までに木山まで必要部数と、何年生用が必要かをご連絡ください。

費用は無料ですが、この教材を教室で使っている様子の写真と、利用した先生と学習者の方々のコメントをいただきたいとのことです。


2.新刊案内 

(1)香港少青日語1入門 上田早苗・野口壽美・阮亦光著(向日葵出版社)

  香港で学習する小学生、中学生に合った日本語教科書です。
  ・イラストが豊富で、見やすいレイアウトです。
  ・ひらがなを最初にまとめて学習するのではなく、文法や会話の学習を進めながら、ひらがなの学習もできる構成です。
  ・香港の生活の中で日本語を使う場面が考えられています。たとえば、「これ、それ」の学習は、日本人との飲茶の場面では、「これはなんですか」「それは蘿蔔糕*です」という例文があります(*大根餅:広東語のままで可とする)
  ・10課までで、あいさつと、自己紹介と、買い物と、レストランでの注文、友達との食事ができるようになっています。
  ・ウェブでいろいろな副教材を提供する予定だそうです。


(2)国際交流基金日本語教授法シリーズ 『8.書くことを教える』 『13.教え方を改善する』
(ひつじ書房)

  ・「8.書くこと」のほうは、文型練習の一環としてではなく、書く行為の中にあるコミュニケーションの側面に着目し、意味のある文や文章を書く機会を増やすための具体的な活動例を扱っています。
  ・「13.教え方」のほうは、授業を改善するためのステップが書かれています。学習者がもっと伸びていくように教えられる教師になるには、自分自身の授業の進め方や指導技術を知るこが大切です。教案の分析や授業観察など具体的な方法の実例を学びながら、改善方法を考え出し、実行に移す能力を身につけることを目標としています。


(3)ゴイタツ日本語教師をめざせ!―文型だけじゃない。語彙だって大切 
大森雅美、鴻野豊子 著(アルク)<新刊ではありませんが参考になると思い、紹介させていただきます。>

  著者によると、ゴイタツとは「語彙説明の達人」のことだそうです。
  どのようにしたら 言葉の意味の根幹の導入ができるか、 絵カード、写真、レアリアを使った方法、例文の作り方など詳しく述べられています。

(4)日本語誤用辞典-外国人学習者の誤用から学ぶ日本語の意味用法と指導のポイント 市川保子編著 
(スリーエーネットワーク)

  外国人学習者の誤用を取り上げ、その要因を解説し、誤用から得た日本語指導のポイントをまとめたものです。170項目の見出し項目、2720文の例文を掲載。


3.授業準備や教材開発、評価に使えるウェブサイト
(1)ヤスコの日本語ハウス (http://homepage3.nifty.com/i-yasu/ )

  『日本語誤用辞典』の市川先生のホームページです。この中の「日本語レッスン」には初級59項目について、くわしい解説があります。

(2)JF日本語教育スタンダード2010   ( http://jfstandard.jp

  国際交流基金が開発している「JF日本語教育スタンダード2010」のサイトです。内容量の多さに圧倒されてしまう方も多いと思いますが、そのような方は、まず添付の「スタンダードの木」をご覧ください。コミュニケーション能力とコミュニケーション活動の関係をわかりやすく示した図です。これを見ながら、自分の今日の授業はこの図の中のどれに関係のあることだったか、また、コースが終わったときにどの当たりがカバーできているか、振り返るのに使っていただけたらよいと思います。

(3)みんなの「Can-do」サイト ( http://jfstandard.jp/cando )

  日本語で何がどれだけできるかを「~できる」という形式で示した「Can-do」のデータベースです。授業の目標を「Can-do」を使って作成することができます。 

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(^o^)今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんからの感想やリクエストをお待ちしています。
 
「☆☆日本語 図書案内☆☆」のバックナンバーは、香港日本語教育研究会のホームページから見ることができます。

(木山)
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