ICJLE 2020

日本語教育国際研究大会 香港・マカオ2020

Hong Kong and Macau ICJLE 2020

つながる多様性、ひろがる可能性

ご挨拶

ご挨拶

近年、グローバル化とIT技術の日進月歩の飛躍的な発展によって人的移動、情報の流通が加速化され、あらゆる分野において多大な影響が及ぼされ、世界中の教育制度と内容を巡る変化が起こりつつあります。とりわけ外国語教育がますます重要視される方向へと着実に向かっており、日本語教育関係者もこの巨大の潮流を軽視することはもはやできません。例えば、多言語社会である香港とマカオでは、それぞれ中国語に英語、中国語にポルトガル語を公用語として使用されている以外に、日本語、フランス語、ドイツ語、韓国語などの外国語教育も様々な教育機関で行われています。さらに、教育現場では、日本語学習者の多様なニーズに対応した斬新な日本語コースの企画が求められているだけでなく、インターネットやスマートフォンなど新しい学習手段の開発も進み、 日本語学習者の実態はより多種多様な方向へと確実に向かい始めています。すでに、日本語教育はかつてない状況に直面していると言っても過言ではありません。

日本語教育研究国際大会2020ICJLEのテーマは「つながる多様性、ひろがる可能性」(Mediating Diversities, Igniting Potentials)は、今日、急速に変化しつつある世界の潮流を総称する相応しいテーマではないでしょうか。

2020ICJLEを一つのプラットホームに、様々な視点から語学学習・教育の個人的、社会的、グロバール的な多様性と可能性を考え、異なる文化の人々が同じく言語教育に携わっている者同士として、如何に文化や思想の相違を乗り越え、共存し、平和的な世界を築き、ソフトパワーとしての語学学習・教育の未知なる多様性、そして無限の可能性を探究できれば幸いであります。2020ICJLEが、ご参加下さるお一人お一人の研究発表、報告、活発な討論、意見交換によって、今後の国際社会における日本語学習・教育へのさらなる促進と展開に貢献できる足掛かりとなることを大いに期待しております。

香港日本語教育研究会は1978年創立以来、世界各国各地域の日本語教育の関係者・研究者の方々との学術・教育交流を進めると共に、日本語教育の普及と促進に力を注ぎ、様々な活動を展開してまいりました。1994年からは、高等教育機関と連携し、2年ごとに日本語教育・日本研究国際シンポジウムを主催し2018年には第12回を開催したところであります。

このたび、当研究会が「日本語教育研究国際大会2020ICJLE」を主催させていただく機会を頂いたことを、大変光栄に思っております。皆々様からご指導・ご鞭撻を賜りながら、微力ではありますがご参加下さるお一人お一人にとって実りの多い大会となりますように、主催者として精励する所存であります。

なお、この場をお借りして、2020ICJLEの開催にあたり、澳門大學人文學院日本研究中心主任陳訪澤教授をはじめ、澳門大学の日本語教育・日本研究の教職員の皆様の多大なご協力に衷心より御礼を申し上げます。また、日本語教育グローバルネットワークの関係者各位からのご支持に感謝を申し上げます。さらに、在香港日本国総領事館及び国際交流基金からのご支援に対して謝意を表します。

最後になりますが、世界の各国各地域の皆様からの2020ICJLEへのご参加を心よりお待ち申し上げております。

2020年11月に澳門大學の地で、数多くのご参加者にお目にかかれることを今から楽しみにしております。


香港日本語教育研究会 会長
マギー 梁安玉
2019年9月吉日

I am pleased to express my whole-hearted support for the next International Conference on Japanese Language Education (ICJLE 2020) to be jointly organized by the Society of Japanese language Education Hong Kong and the University of Macau. This important conference will be taking place on our new and beautiful campus of the University of Macau in November 2020. On behalf of the Faculty of Arts and Humanities, University of Macau, I cordially invite you to join us for this event in two years' time.

Composed of the Macao Peninsula and two outlying islands- Taipa and Coloane, Macao is a cosmopolitan metropolis where the East and West meet. Its population is mostly made up of Chinese, Portuguese and Filipinos. Since 1513, when the Portuguese first arrived in Macao, Macao has been through immense social and historical changes. And the establishment of Macao SAR in 1999 marked its transition from a colony to a special administrative region of the People's Republic of China.

To many people, Macao is just a bustling commercial city with a booming gaming industry. It is called "las Vegas in the Orient". But in fact, Macao also has quality higher education and serious academic research. Macao's tertiary education has been through rapid development in the last few decades. In 1980s there were only two higher education institutes in Macao. The number is increased significantly after 1990s. Now there are a total of 10 four-year universities in the region. It has been 37 years since the University of Macau's Japanese language education was established in 1981. And a large number of Japanese-language and culture majors have graduated from the Centre for Japanese Studies.

My colleagues in the Centre for Japanese Studies and at the Faculty of Arts and Humanities look forward to seeing you in Macao.

A video showcasing the new campus of the University of Macau and the Faculty of Arts and Humanities can be accessed at the following link:



Yours sincerely,
Hong Gang JIN (PhD)
Chair Professor,
Dean of Faculty of Arts and Humanities,
University of Macau