
パソナアジア カンパニーリミティッド
社長 戸崎悦子
1) 人材活用のプロフェッショナルサービスについて
(株)パソナグループの100%子会社として、1984年に設立、現在に至っております。日本では、人材派遣業界の草分けとして30年以上にわたり企業のニーズに応えさせていただいて参りました。『派遣のパソナ』というイメージが定着していますが、パソナグループでは、人材活用のプロとして、団塊の世代に対する再就職支援、農業人口減少に対する人材開発、ニート、フリーターと呼ばれる人々への社会参加の教育プログラム開発、障害者の就業支援など人材にまつわる様々な社会問題に対応できるサービスをグループ会社24社海外拠点13社にて行なっております。
また、ここ香港は、海外拠点の第一拠点として1984年に設立され、在香港日系企業の皆様を対象に人材派遣サービス、人材紹介サービス、また人事・労務管理アドバイザリーサービス、ぺイロールサービスなど総合的に行なっております。
本日は、香港にて日本語教育に携われる皆様にお話を聞いていただける機会に恵まれましたので、特に在香港の“就労環境の変化と人材”、“日系企業の特徴”、“求められる人材像”などについて、香港にて四半世紀を過ごしてまいりました私自身の人材活用と管理における経験を踏まえまして、お話しさせていただきたいと思います。
2) 香港の就労環境の変化と人材層
・ 1980年から1997年10月の香港バブル
・ 1997年10月以降から2005年までの氷河期
・ 2008年9月以降とこれから
3) 日系企業の特徴
・ 歓迎され、また敬遠される日系企業
・ 平等でありながら、不平等と感じられる管理
・ グループ意識と不明確な責任の所在
4) 日本語としてのコミュニケーションスキルとはなにか?
◎ 日系企業における“日本語が話せる人”と“日本語が話せない人”の違い
◎ 『気使い』のできる人、できない人
◎ 『報告・連絡・相談』のできる人、できない人
◎ 『You First』のできる人、できない人
5)日系企業に求められる人材像とは