国際交流基金　海外派遣日本語教育専門家
齋藤 誠

10月の月例会は、日本語教科書を通した「知と経験の共有」がテーマです。

今、日本で流通している日本語教科書は、総合教科書だけでも50種類以上（凡人社『日本語教材リスト No.47 2018-19』より）あるそうですが、みなさんはいくつに眼を通したことがありますか？普段使っている日本語の教科書以外の本にも興味はあるけれど、「じっくり見る時間がない！」「他の人と語り合いたい！」という方のために、研究会、基金派遣アドバイザー所蔵の教科書約20シリーズを放牧させます（笑）。旧作から最新作まで、全体の傾向を把握した後、実際に手に取って、特徴を確かめ、どんな学習者ニーズに適しているのかなどを話し合うことで、教科書への理解を深めることを目的とします。日本語教育未経験の方も大歓迎です。「香港の日本語学習者に合う教科書はあるのか？」をスタートの問いに、リラックスした雰囲気で語り合いましょう！